こども園について


「自由な人間を育てる」
〜子どもを畏敬の中へ受け入れ、愛のもとに育て、自由の中へ解き放つ〜
 

 自由とは 大人になったとき

 自分で考え、判断し、行動できるということ。

 夢を持ち、自分で考え、自分で判断し、自分で行動する。

 夢とは その子自身が持つもの

 その子主体で自分が持てるもの

 夢を実現するために何が必要なのか 自分でしっかり考えることができる

 そんな人になってほしいと そう思います。


 真の自由な人間とは 私はこうありたいと思ったことを自分の力で実現できるということ。

 そして 自分を大切にし、そして他人をも大切にする。

 シュタイナー教育の目指すところは そんな「自由な人間を育てる」ということなのです。




こども園の日々の生活

「自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる」

 自分で行動する。

 そのための力は、0〜7才の時期に育てることができます。

 そのために健康な体づくりが必要になります。


 広がるリズムと閉じるリズム。

 シュタイナーこども園での暮らしは、リズムをとても大切にしています。

 生活のリズムをとおして大切な体をつくってゆくのです。

 ゆっくりと呼吸するように 繰り返しのリズムある生活は 子どもたちに安心感をあたえます。



1日のリズム

9:00
登園

自由遊び〈室内で自然素材のおもちゃで遊ぶ〉
おやつ作り
10:00
ライゲン(四季の生活を歌あ踊りで体験します)

おやつ
10:30
外遊び または 散歩
12:00
昼食
12:30
自由遊び
13:45
素話 または 人形劇
14:00
降園


1週間のリズム

●
月曜日
水彩画
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火曜日
玄米給食
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水曜日
オイリュトミー
●
木曜日
パン給食
●
金曜日
山歩き(衣笠山へ)


食事について

週2回の給食・毎日のおやつは先生の手作りです。

無農薬(減農薬)の穀物・野菜を使い、素材そのものを味わえる食事を心がけています。

園庭で作る野菜も使います。

※アレルギー対応します。



おやつ

●
月曜日
玄米ポンセン
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火曜日
ハト麦だんご
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水曜日
きびがゆ
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木曜日
ゴマせんべい
●
金曜日
オートミールクッキー




こども園の1年間

●春 
4月
入園式
6月
聖霊降臨祭

オープン・デー

●夏 
7月
夏祭り





●秋 
9月
ミカエル祭
10月
遠足

収穫祭







●冬 
12月
クリスマス
2月
節分
3月
ひな祭り

お別れ遠足

卒園式



ルドルフ・シュタイナーについて
 

 ルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner)は1861-1925年、オーストリアに生まれる。ゲーテ研究家、著述家、文芸編集者として活躍後、アントロポゾフィー(人智学)に基づく世界観を様々な分野(教育、医学、治療教育、薬学、芸術、建築、農学など)で展開。主著は、『神秘学概論』『いかにして超感覚世界の認識を獲得するか』『自由の哲学』『神智学』『教育の基礎としての一般人間学』がある。



こども園の運営について

 当園は、「横須賀シュタイナーこども園を育てる会」によって運営されています。
 園長や理事長はおらず、教師は教育の、役員は運営の責任を持ちます。
 園児の父母は子どもの在園中「横須賀シュタイナーこども園を育てる会」の会員となり、会の運営の担い手となります。会を育てる意思を持ち、積極的に活動していくことが、子どもを入園させる父母の条件となります。


 教師と同様に、子どものまわりにいる大人は世界のあらゆる事に対して喜びを持って仕事をするという姿勢が何よりも大切です。子どもは、そういう大人の姿をみて、世界に向かいます。在園児の父母には、積極的に各種行事等にかかわって頂きます。


 育てる会では、こども園を支える為、また会員同士の交流や地域の人々との触れ合いを大切にし、多くの人々に、こども園の事、そしてシュタイナーの教育を知って貰うため、オープンデーやワークショップなどさまざまな催しを主催しています。